ハトムギ(ヨクイニン)は首イボに効果あり?イボの種類と効果を解説!

首の目立つところにできてしまったイボ、ハトムギがいいって聞いたけど、本当に効果があるのか気になりませんか?

結論から言うと、イボの種類によって取れるイボと取れないイボがあります。そして、ハトムギで取れやすいイボはウイルス性のイボです。

この記事では、ハトムギによって取れるイボの種類や、ハトムギの効果の情報を詳しくご紹介していきます。

ハトムギに含まれる生薬の「ヨクイニン」

ハトムギの皮を取り除き、種子を乾燥させると、生薬の成分となるヨクイニンが取れます。
ヨクイニンは、中国最古の薬物書にも記載があるほど、古くから親しまれている薬です。現在でも、市販薬や医療機関でイボの治療に使用されています。

イボはなぜできる?

そもそも、イボはなぜできるのでしょうか?
イボは、医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれます。そして、大きくウイルス性と老化や体質によるものに分けられます。

◆ウイルス性

ウイルス性が原因のイボは、次のようなものがあります。

(1)尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
HPV(ヒト乳頭腫ウイルス)というウイルスに感染してできるイボです。こどもに多く、皮膚の細かい傷からウイルスが入り込み、3〜6か月で発症します。

(2)青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)
HPV(ヒト乳頭腫ウイルス)というウイルスに感染してできるイボです。尋常性疣贅とは、HPVの型が異なります。青年期の若い子に多く発症します。

(3)伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
MCV(伝染性軟属腫ウイルス)に感染して発症します。見た目が水のようなつやがあるため、一般的には「みずいぼ」と呼ばれています。

(4)尖圭(せんけい)コンジローマ
尖圭コンジローマも、HPVの感染で発症します。ただし、尋常性疣贅や青年性扁平疣贅とは、HPVの型が異なります。 性器周辺にできるのが特徴です。

◆加齢によるイボ

軟性繊維腫(アクロコルドン)
ウイルス感染とは関係なく、皮膚老化によって起こるイボです。30代ころから発症し、加齢とともに増えていきます。

予防するためには、紫外線を避ける、皮膚に接触するアクセサリの着用を避けるなど、皮膚に刺激を極力与えないことが大切です。

イボがよくできる場所

イボがよくできる場所は、イボの種類によって異なります。原因によって、対処法も異なるので、自分のイボがどれだかわからない場合は、医療機関を受診することをお勧めします。

<種類別イボができやすい場所一覧>

尋常性疣贅・・・手足。かたくてかさついたイボ。
青年性疣贅・・・顔や手。平たい形のイボ。
尖圭コンジローマ・・・先端がとがっている。性器周辺にできる。
軟性線維腫・・・首や手などの皮膚のやわらかい部分にできる。

ハトムギで取れるイボと取れないイボ

イボにはさまざまな種類と原因があることをご紹介しました。では、ハトムギの効果が期待できるイボは、どのようなものなのでしょうか。詳しくご紹介します。

ウイルス性のイボには効果的

ウイルス感染によってできたイボには、ハトムギの効果が期待できます。

特に、尋常性疣贅、青年性疣贅では、医療機関や市販薬でもハトムギ(ヨクイニン)が使用されています。できてしまったイボをとりたい時は、病院の受診や、市販薬の活用を検討するとよいでしょう。

市販と病院処方の違い

病院を受診するか、市販薬を使用するか迷われている方向けに、それぞれで処方されるヨクイニンの違いをまとめました。

病院処方

尋常性疣贅、青年性疣贅に処方されます。原因を見極めて適切な漢方を処方されるほか、処方量も年齢・体格によって調整してもらえることがメリットです。また、保険適用になれば、薬代を安く済ませることも可能です。

市販薬

「イボや肌荒れに効果がある」と記載されている製品が多くあります。薬局やドラッグストアで手軽に買えることがメリットです。また、小さなイボのほか、肌荒れにも効果が期待できます。

ハトムギをふくむおすすめの製品

ハトムギをふくむ商品には、主に次のようなものがあります。使いやすい製品を検討するとよいでしょう。

山本漢方 ハトムギ錠

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  • 形状:粉末
  • 効果:肌の荒れ、イボ

クラシエ ヨクイニンタブレット

  • 形状:タブレット
  • 効果:肌の荒れ、イボ

ハトムギ化粧水

もっと手軽にハトムギを使いたい、予防にも役立てたいという方には、化粧水がおすすめです。
肌のうるおいを保つことで、肌への刺激を防げます。イボができてしまってからでは、治療が大変になるうえ、確実に治ることばかりではありません。お肌を普段からケアしてあげることがとても大切です。

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<ご購入いただいた方の口コミ>

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イボを見極めて適切な治療・予防を

ハトムギでイボが取れたケースは、イボが次のようなウイルス性によるものの場合です。

  • 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
  • 青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)
  • 尖圭(せんけい)コンジローマ

一方で、老人性によるイボは、残念ながらハトムギの薬では治療には適しません。しかし、老人性のイボは、肌の刺激や老化によって起こるため、日ごろから肌のケアをすることで、イボの予防をすることは可能です。ハトムギに関心がある方は、ぜひハトムギ化粧水などの利用を検討するとよいでしょう。

ハトムギには、肌荒れへの効果や抗炎症作用があるため、低刺激で、普段使いにぴったりですよ。

自分のイボを見極めて、上手にハトムギを使っていきましょう!

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